マタニティフード認定(マーク)とは?
マタニティ期(妊活中・妊娠中・授乳)の方向けにおすすめできる食材やメニューなのかどうかを示すマークです。厚生労働省が示している妊娠時期の食事や栄養摂取の基準、管理栄養士の監修のもと設置した基準に基づいて、マタニティフード協会が認定した食品にのみ付与されます。
私たちは 55 年間「家族のだんらん」をコンセプトに飲食店経営を続けてきました。そんな私たちが「おいしさ」と「優れた栄養バランス」を兼ね備えた全く新しいフードカテゴリー「肉超シリーズ」を販売することになりました。今回は特にさまざまなことに気を配らなければならないマタニティに特化した商品開発を進めてきました。妊娠中は、つわりや体調の変化、胎児の成長など、さまざまなことに気を配らなければなりません。特に食事に関しては、自分の好きなものだけではなく、赤ちゃんに必要な栄養素を摂取しなければならないのです。しかし、忙しい日々の中で、毎日バランスの良い食事を作るのは、なかなか出来ることではありません。そんなときに、「おいしさ」と「優れた栄養バランス」を兼ね備えたマタニティフードがあれば、手軽に栄養補給ができて、多くの方に喜ばれるのではないか。そんな想いで「ふじやマタニティフードプロジェクト」を立ち上げました。
マタニティフードを開発するにあたり、まずはマタニティの専門家の監修を受けました。そこで驚いたのは、マタニティフードとは、単に栄養バランスが優れている食品ということではないということでした。栄養バランスが優れていることはもちろん、妊娠中の女性や、授乳中の母親が摂取をさけるべき食品や成分を避けて構成された食品のことだったのです。それを受け、妊娠中の女性や授乳中の母親の声を聞き、試行錯誤を繰り返し、試作品を作り続けたのですが、なかなか良い反応は得られませんでした。そんな中、きっかけになったのは妊娠 8 ヶ月目の妊婦さんの一言でした。「せっかくつわりが収まったんだから、本当は好きなもの食べたいんだけどね。」そこで私たちは気づきました。マタニティフードには、栄養バランスや安全性だけではなく「食べる楽しみ」が必要不可欠なのだと。
そこから「優れた栄養バランスを持ちながら、妊活中・妊娠中・授乳中の方が避けるべき成分を排除し、さらにおいしさを実現する」という難題への挑戦が始まりました。そうしてできたマタニティフードの一つである「肉超ハンバーグ」は、「葉酸」「ビタミン D」「鉄」「カリウム」「マグネシウム」5 つの栄養成分を対象とした栄養機能食品であり、特に「葉酸」は消費者庁の栄養機能食品の栄養成分機能として、「胎児の正常な発育に寄与する栄養素です」と記されており、サプリとは全く違ったカタチの効果的な食事をご提案します。また、主原料の雑穀「たかきび」はスーパーフードで一般的な冷凍ハンバーグとの比較では、塩分 65%カット、脂質 55%カットと大幅な減塩・低脂質に成功。味も従来の代替肉である大豆とは全く違う、これまでにない美味しさを実現しました。
私たちふじやは、マタニティフードを開発することで、妊娠中の女性や授乳中の母親の食生活を豊かにしたいと思っています。マタニティフードを通じて、赤ちゃんとのコミュニケーションや食育の大切さ、食の楽しさ、幸せを教えてくれる。そんな食品開発を目指し、今日も試行錯誤を繰り返します。
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